2014年04月10日

ツンデレ女子を突撃レポート。

僕は東京にある私立の高校に通う学生だ。

今日は学校中で有名な、隣のクラスのツンデレ女子に接触を試みようと思う。

果たして彼女は本当にツンデレなのか!?誰にでもツンデレなのか!?僕が解き明かす!!

「あの、豊崎さん。初めまして、僕は隣のクラスの田中です。」

僕は4月10日、早速接触を試みてみた。そしたらいきなり伝家の宝刀!ツンデレが!!

「は?なんなの?私あなたのことなんか知らないんだけど?で・・・でも、私と話しをしたいっていうのならしてあげてもいいんだけど!?」

僕はいきなりの出来事に一瞬、我を忘れてしまっていた。まさかいきなり来るとは想像もしていなかったので。

だが僕は新聞部の部員としての誇りを思い出し、数秒で我に返り、さらにいい発言を思いついた。

「豊崎さんっていつも思っていたけど、可愛いよね。」

「にゃ!!にゃ!!にゃ!!にゃんでいきなりそんにゃことを!?」

彼女は僕の不意打ちに舌をかみ、ツンデレができないようだった。だが・・・。

「ふ・・・ふふん。私を口説こうなんて100年甘いのよ!!あなたみたいな軽い男に言われても全然嬉しくなんてないんだからね!!だけど・・・その・・・ありがとう。」

や、やばいよこの娘。可愛い。可愛い。そう心の中で思ってしまった。まさかこの冷静沈着な僕を動揺させるとは、なかなかやるな。

そしてさらに彼女は攻撃を仕掛けてきた。

「あなた、田中くんって言ったっけ?別にあなたごときに聞く必要はないけど、私のどこが可愛いっていうのよ。」

頬を薄紅色に染め、上目づかいで僕に聞いてきた。僕はその瞬間、この娘に勝つにはどうすればいい。どうすれば勝てる。そしてある答えにたどり着いた。。

「君のその大きな瞳、そしてとても柔らかそうな唇。少しこぶりな鼻。だけど一番可愛いのは君の性格・・・かな?」

我ながらとても恥ずかしいことを言ったと思う。だけど僕は新聞部の部員としての誇りと将来記者になるという夢のために決してターゲットに負けはしない。それがこの田中という男なのだから。

そして彼女は「そう。」と言い、顔が真っ赤になっていた。僕はこの時、勝った!そう思った。

だけどその考え自体が甘かった。僕はとてつもないことをしてしまったことに全く気付いていなかった。

彼女はいきなり、ひっく。ひっく。と泣き始めた。そして・・・。

「田中くん。私のことをそこまで褒めてくれたのはあなたがはじめて。私、あなたのことが好きになっちゃった。ううん。好きというのはただ言葉で表しただけ。私のいまの感情は言葉では表しきれないの。そうね。無理に表そうとするならば、私の心にあなたが既にいる・・・ということかしら。」

そして彼女は「ふつつか者ですが、よろしくお願いします。」と告げ、僕は彼女と付き合うことになりました。

お・わ・り。



どうでしたか?適当に書いた小説ですが、よろしければ感想をください。今後の参考にしたいので。
posted by ちょっとオタクなプー at 17:09| Comment(0) | 自作小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月20日

ありがとう。(自作小説)

僕には女手一つで育ててくれた母がいる。

母は、夫であり僕の父でもある人を、僕が5歳の時に亡くし、それから一人で僕を育ててくれた。

僕が中学生の時に交通事故に遭い、入院をした時も仕事で疲れているはずなのに、毎日、毎日、お見舞いに来て、リンゴを剥いてくれたり、世話をしてくれた。

そんな僕のために頑張ってくれる母が、過労で倒れてしまった。

過労になった原因を作ってしまったのは僕自身。

僕が大学に行きたいと言ったばかりに、母は今まで以上に頑張ってしまい、それで・・・。

僕はひどく自分を責めた。そして、母の居る病室に行き、母に「ごめん。もう大学なんて行かない。働くから、もう頑張らなくていいから。」と謝罪した。

なのに母は、穏やかな表情で「私のことを心配してくれるのはわかるけど、そんなことで夢を諦めたりしたら私は怒るわよ?あなただってバイトも勉強も頑張っているんだから、お互い様よ。」

僕は母の言葉に思わず大泣きしてしまった。

母はなんて強いんだ。なんて優しいんだ。僕のために過労で倒れたのに。母は。母は・・・。

そして僕はバイトも勉強も一生懸命に頑張り、そして一年後、志望していた国立大学に合格できた。

このことを母に。母に直接伝えたい。そう思い、僕が大学から出た時に電話があった。

知らない番号で、誰かと思い出てみると、それは母が働いている職場からだった。

そしてその内容は信じられないものだった。

母が倒れ、意識がない・・・と。

僕はその瞬間言葉を失い、だけどすぐに事の重大さに気づき、母が運ばれた病院へと向かった。

病院に到着後、母はどうやら手術室に運ばれ、そして手術を受けているようだった。

看護師に聞いても、母の状態は全くわからず、ただ時間だけが過ぎて行った。

そして手術が終了し、先生が手術は成功しましたと言ったので、安心して力が抜けた。

それから数日間。僕は毎日病院に通い、母が目覚めるのを待っていた。

母が目を覚ましたのはそれから5日後。

母は目を覚まし、僕を見るなり「大学はどうだったの?」と言ってくれた。

僕は喜びでいっぱいになり、そして目から涙が溢れてきながらも「受かったよ。受かったよ。母さん。」と言い、母と二人で泣いたのだった。

それから4年後、僕は大学を卒業し、夢でもあった職業に就けた。

僕がここまで立派になれたのは、何よりも母のおかげだと思っている。

だから、これからは僕が母を支えて、母に楽をさせていかなければならない。

「母さん、ありがとう。」



終わり。

この物語はどうでしたか?面白かったですか?

一応言っておきますが、フィクションです。

ではでは、自作小説1作目はこの辺で。
posted by ちょっとオタクなプー at 16:33| Comment(0) | 自作小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする