2016年03月08日

東京レイヴンズ 14巻 EMPEROR.ADVENT 感想 その8。

みなさんこんばんは。

今回は、東京レイヴンズの14巻『EMPEROR.ADVENT』の感想、その8をお届けします。

今回の感想は、直田公蔵の会話から始まります。

会話の内容から察すると、どうやら直田は、公安を動かすのにかなり手間取ったらしいのです。

直田は、大物政治家ではあるが、所詮、野党議員。そのため、複数の強いパイプを持っているとしても、公安を動かすために相当に無理をしたようです。

直田はまず、冬児の話を聞き、佐竹が防衛相との強い繋がりを持っていることに目をつけます。

これまでに警察庁や、防衛省は、甲種呪術や、陰陽師に対するアプローチに関しては、水面下で牽制を続けていました。

しかし、佐竹の出現により、陰陽庁は防衛省と急速に接近しつつあった。そのため、警察庁は焦りを覚えていたのだとか。

そして、その辺を刺激することにより、警察庁を動かせるのではないかと直田は考え、実際に動かしてしまいます。

こういったことは、もちろん、直田クラスの人物にしかできないことだと思われます。

しかし、これにはもちろん、リスクもあります。

それは、もしこの行動で何も成果を得られないのだとすれば、直田は幹事長を辞任するか、最悪、党を追われる可能性だってあること。

そして、この行動を実行する決断ができたのは、倉橋美代に相談をすることができたから。

この直田と倉橋美代が連絡を取ることができたのには、理由があります。

それは、直田が昔から贔屓(ひいき)にしている黒猫堂という菓子屋の裏メニューを使うことによって、達成することができました。

裏メニューというのは、直田が冬児との場面で言った「最中案件」と関係しています。

裏メニューというのがどういうものかというと、黒猫堂が倉橋美代宛にさも、最中を送ったように見せかけます。だけどもその中身には、携帯電話が隠されているのです。これが裏メニューらしいのです。

そして、この携帯電話を見ることにより、倉橋美代は「ピンと来た」らしいです。

その「ピンと来た」理由として、直田は昔、倉橋美代に相談を持ち掛けていました。

その度に直田は倉橋美代に、特製最中を手土産として渡していたらしいのです。

そして、いつからか、直田から倉橋美代に渡す特製最中が符号となり、それが直田の言った「最中案件」となったらしいのです。

「最中案件」にこんな秘密が隠されていたなんて、最初に冬児と直田の場面を読んだ時には全くわかりませんでした(笑)。

逆に、わかったら怖いとは思いますけどね(笑)。

場面は変わり、夏目たちの話になります。

どうやら、テレビのニュースを見たことにより、夏目たちは陰陽庁へと向かうようです。

羽馬に乗った夏目たちは、早速呪捜部に見つかります。

ただし、見つかったと言っても、呪捜部が操る「アウルアイ」という「青いフクロウ」になのですが。

夏目たちが乗る羽馬には、最終的にアウルアイが10体以上も追ってきましたが、何もされることはありませんでした。

そして、夏目たちは陰陽庁へと無事到着。

陰陽庁には、どうやら機動隊もいるようです。

また、この場面で、天海大善が羽馬から降りると、陰陽庁職員から注目されていることがわかります。それだけ、天海がこの場に現れたことに驚いたのでしょう。

それも当然ですよね。天海は突然に姿を消した人物であるのですから。そして、いまの現状もありますから。

それから天海は、警視庁公安部の者と会話をします。

その会話の内容からわかるように、倉橋源司は登庁をしておらず、また、屋敷にもいないようです。

そして、滋岳俊輔以外の十二神将と連絡を取れないことも、この場で知ることとなります。

それも当然ですよね。これまでの話の流れで、滋岳以外の人物には動きがありましたし。

ただ、この時点で、このことを知ることは結構重要だったと思えます。

それから、天海は、公安部に庁舎の地下4階を調べるよう促します。

そして、意識不明の状態である、木暮禅次朗が地下4階から見つかります。

木暮は、衰弱は見られるようですが、命に別状はないとのこと。つまりは、これで形勢逆転も夢じゃなくなったということですね。

ただ、ここで夏目は疑問を抱きます。

それは、なぜ木暮をこの場所に残しているのに、倉橋長官はいないのか。

木暮が発見された場合、倉橋サイドが負けることはわかっています。それなのに、倉橋長官がこの場を離れるのはおかしいと。

確かにおかしい。そして、この疑問は、次の伏線となっていました。

そして、庁舎が結界に閉じ込められたのです。

どうやらこの結界は、蜘蛛丸が仕掛けたもののようです。

そして、この結界はとても強力な結界らしく、物理的な行き来を遮断するもののようです。つまり、夏目たちは庁舎に閉じ込められたということ。

ということで、今回はこの辺にしておきます♪

ではでは♪
posted by ちょっとオタクなプー at 18:22| Comment(2) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
第一線を退いて京子を育てていた倉橋塾長に、まさかこんな形でスポットライトが当たるとはびっくりでしたね。

しかしここらへんの両陣営の持つ情報と、目的と、手段が交錯し合う場面はいいですね。

敵のなりふり構わない覚悟が伝わってきます。
Posted by Mr.物部 at 2016年03月22日 21:04
物部さん、コメントありがとうございます。
倉橋源司が死んだことによって、倉橋塾長は軟禁状態から解かれると思われます。そのため、次の次の巻である16巻では、倉橋塾長の元気な姿が見られそうな気がします(*´ω`)
だけども、子供の死に悲しまない親はいないですよね。だから、どうなるのかと結構気になっています(笑)。
それにしても、最中案件という伏線がかなり印象的で、ブログに書こう書こうと思っていたのですよ(笑)。
東京レイヴンズは本当に面白いです(*´ω`)
Posted by ちょっとオタクなプー at 2016年03月25日 17:27
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