2016年02月03日

東京レイヴンズ 14巻 EMPEROR.ADVENT 感想 その5。

みなさんこんばんは。

今回は、東京レイヴンズの14巻『EMPEROR.ADVENT』の感想、その5をお届けします。

この場に集まった十二神将の中で、恐らく山城隼人と同等か、それ以上の強さであろう弓削麻里が、宮地磐夫の元へと向かっていきます。それを止めようと、山城は、この中では一番の年長者である三善十悟に向かって、「止めるべき」だと呼びかけます。しかし、このような状態になった弓削は、「どのみち戦力としては期待できない」と三善は言います。

この場面の会話で僕は、弓削を追いかけないことがこのメンバーの決定事項になったのだと思いました。しかし、その後に三善と山城は、宮地の元へと現れます。恐らく、山城が三善に意見したあとの「わかっています」という発言が、その後の伏線になっていたのでしょうね。

また、この場面で、気になる発言を、優秀な見鬼の才を持った3人が言っています。その発言は、「誰か」を見つけたようなものでした。僕はこれを読んだとき、「誰を見つけたんだ?」と思いましたが、春虎たちのことだとその後にわかりました。

そして、場面は変わり、春虎サイドへ。

春虎は、昨夜に引き続き、「局舎」へと侵入を行っています。今回は、「目黒支局」のようです。

この場面の内容から、どうやら目黒支局内の結界を破壊しているようです。だけども、この「結界」を破壊するという行為は、恐らくこういうことだと思います。それは、後になってわかることなのですが、春虎たちは、「守人」によるネットワークを妨害します。そして、「結界」を破壊することは、その妨害をするための術式を隠すための「フェイク」だと僕は思うのです。というか、14巻の中に書いてあったらごめんなさい。

そして、春虎と角行鬼は、目黒支局を脱出しようとしますが、そこで、会いたくない人物に会ってしまいます。そう、鏡伶路に。

僕はこの場面で、物凄い呪術戦が繰り広げられるのだと思いました。だけども実際には、春虎と鏡は、戦うことはありませんでした。

僕はとりあえず安心をしましたね。ここで鏡と戦ってしまい、時間が経ってしまえば、霊災修祓に出動していた部隊が到着をしてしまい、マズイ状況になりそうですから。鏡が今回は大人しくしてくれて、一安心です。

また、この場面で僕は、鏡の「明日は楽しもうぜ」との台詞に、嫌な予感がしました。「また・・・鏡が余計なことをしてきそう・・・」という予感が。

場面は変わり、ここから5章に入ります。

5章の始めに書いてあるのは、恐らく宮地のことでしょうね。この場面を最初に読んだ時には、何のことかわからないと思います。ということは、これも伏線だったのでしょうか。というか、こういう章の始まり方は、あざの先生はよくやっていますよね。おまけに5章は、宮地の章と言っても過言ではないと僕は思います。

場面は変わり、宮地の話へ。

20分の仮眠を終え、宮地が目覚めてから色々と考えていると、ドアがノックされます。

そのドアをノックしてきた人物は弓削だと、宮地は「視」ることにより、すぐに気が付きます。

そして、この時点で、弓削の「要件」については、宮地はある程度予想はしているようですね。

それから弓削がドアを開け、中に入ると、宮地は改めて弓削を「視」ます。すると、先ほど見たときには気づかなかったことに気が付きます。それは、国家一級陰陽師である弓削の霊気が、完璧に制御できていない程に、乱れているということ。

この時点で弓削が何かを知っていると、宮地は見破っていますね。

そこから宮地は、弓削に向かって一芝居をすることに。

その芝居は、「自分は無関係だ」とするものではなく、弓削の「反応」を見るためのもの。

案の定、弓削は反応を見せます。そしてその言葉の最後に、「このことを言えば弓削は『納得』できるのか」と、問います。

僕はこの場面・・・すごく大好きなのです!!この場面を書くために、僕はこの感想を書き始めたと言っても、過言ではありません。

信頼する上司である宮地に、裏切られた弓削。

もう、考えただけで、あざの先生すごい!!と思いますね。この場面は本当に興奮しました。

そして宮地は弓削に向かい「未熟者」と言い放ちます。

「滋丘なら」とか「木暮なら」とか「鏡なら」とか、同じ十二神将なら、こういう行動を取るだろうという例を示します。

宮地は、弓削に現実を突きつけます。本当に宮地・・・格好良い!!

それから宮地は、弓削に向かい、甲種言霊を放ち、一言。

「解呪してみろ」

このあと、どんなことが起きるのか、わかっていて、この場面を読むと、鳥肌が立ちますね。何というか、東京レイヴンズの中で一番好きなキャラクターが、宮地になりそうで怖いです(笑)。

そして宮地は、弓削を仲間に入れようとする「振り」をします。本当に仲間に入れる気があるなら、このような行動はしませんよね。

そこからは、何度も宮地は、弓削を勧誘する「振り」をしますが、ひたすらに弓削は断り続けます。

それから宮地は、とある筋書きを思い浮かべ、実行へと移します。弓削を拘束するという「振り」を行います。

その瞬間、山城がこの場に現れます。

山城が現れ、山城は呪術を放つのですが、ここでも宮地は冷静に対処をします。やり過ぎてしまえば、筋書き通りには行かなくなりますから。

宮地はそれから3つ数え、山城の放った呪術を焼き払います。本当に、宮地は弓削には甘いのかもしれませんね。可愛い可愛い部下ですからね。マリリンと呼ぶほどに可愛がっている部下ですからね。

筋書き通りに事は運び、この出来事が終わろうとしている時に、まさかの来訪者。それは、三善だったのです。

三善は宮地の芝居にも気付いていて、宮地はとても恥ずかしい思いをしたのでしょうね(笑)。

そして、この場面は終わりを迎えます。

ではでは、今回はこの辺で♪
posted by ちょっとオタクなプー at 21:19| Comment(4) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする