今回は、東京レイヴンズの第8巻の感想を書こうと思います。
僕はこの巻で、相馬多軌子があまり好きではなくなりましたね。
多軌子は間違いなく美少女で、優しい女の子だとも思えます。
だけど、目的達成のためとは言え、強引に春虎を夜光にしようとし、結果的に夏目を死なせてしまった。
本当に、本当に。こんな事態は予測できなかったでは済まされませんよね。実際、夏目は死んでしまったわけで、夏目が春虎を助けなければ、春虎が死んでいました。
単純に、軽率な行動だったと言えるでしょうね。
早く仲間が欲しいという思いはわからなくはないのですけどね。
あ、申し訳ないです。夏目が死んでしまった悲しみで、つい暗い記事に。
では、この巻で面白かったところをあげましょうか。
それは間違いなく、夏目と京子の仲直りの場面でしょ。いや、他にも良い場面はたくさんありましたよ?だけど僕は、これを推します。
やっぱり夏目と京子は本当に良い娘ですよね♪
京子の反応は確かに夏目を傷つけました。だけど、京子の気持ちを考えてみると、夏目を責めたくなる気持ちもわかります。ずっと、夏目のことを初恋の相手だと思い込み、想いを寄せていたのですから。
それが、その相手が女の子だった。おまけに初恋の相手ではなかった。
こんな状況で、正常な反応をするという方が難しいですよね。
だ・け・ど、仲直りができた。それは、二人の絆は既に、切り離せないものとなっていたから。
そして、二人が想いをぶつけ合う。最高でしたね。なかなか良かったです。
僕の中では、女の子の友情はドロドロしているものというイメージがありますが、二人にはそういったものはなく、ドロドロというより、ホワイトって感じですね。
それと、その他にも良い場面がありましたよ。
夏祭りで、場を和ませるために使われる鈴鹿からかい。
反応が可愛いですね。
ではでは、今回はこの辺にしておきましょうか。